新人スタッフ「先輩、休憩ですか?」
ぴよ蔵「そうピヨ~本読んでるピヨ~」
新人スタッフ「読書の秋ですね!」
神保町古書店街
神保町古書店街は世界有数の古本の町です。お店の数は、新刊本店と合わせて約150軒!規模だけではなく、ジャンルの幅広さにも定評があります。
神保町を歩いていると、多くの本屋さんが横並びに軒を連ねているのが印象に残ります。これはまちづくり的な観点からだけではなく、本屋さんならではの理由があってこうなっているのです。スマホの方位磁石アプリを使ってみると、ほとんどの本屋さんが通りに対して南側に店を構えています。これは、店先に出した本が日光で焼けてしまわないためだったのです。
さて、神保町といえば多くの作家を輩出してきました。その中でも特に有名なのが夏目漱石です。
漱石が幼いころ通った錦華小学校は現在の表猿楽町にありました。その頃の彼の名前は塩原金之助。養子にいっていたからです。
彼は錦華小学校時代から大変な優等生でした。しかし、成績が優秀すぎたために飛び級で中学校へ進学してしまい、結局錦華小学校を卒業することはありませんでした。
古書店街でお宝探しをする際には、是非夏目漱石のことも思い出してください。そうすればきっと、彼の知的なパワーがみなさんに舞い降りるはず……です。
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ぴよ蔵
「ちょうど『こころ』を読んでたピヨ!」
新人スタッフ
「先輩、意外と大人ですね……」
ぴよ蔵
「意外って何ピヨ!一言余計ピヨ!」
新人スタッフ
(だって、いつまでもヒヨコなんだもん……)