お江戸のおはなし

お江戸のおはなし Vol.6 お江戸の感染症

 家康の都市づくりで人口が増加したお江戸。人口が集中すると感染症の被害も大きくなるため、人々に恐れられたのが「疱瘡」「麻疹」「水疱瘡」でした。

お江戸のおはなし Vol.5 関八州には手つかずの未来がある

 徳川幕府開府から3年後の1606年、ようやく江戸城の大増築を藤堂高虎に命じた徳川家康。図面ができ、施工者も大工頭、今でいうなら大手ゼネコン社長に近い総合職の中井正清に決まりいよいよ普請が始まろうというとき、すでに将軍となっていた徳川秀忠から「江戸城に天守はいらない」という声があがりました。

お江戸のおはなし Vol.4 見えすき吾平と江戸城の石垣

江戸城を築城しているころ、この伊豆国・堀河(現在の北川)に 見え“すき吾平 というある種の超能力を持つ採石業者の親方がいました。

お江戸のおはなし Vol.3 貨幣による天下統一

江戸に着任してから丸3年でも江戸城は完成していない。天守もない、屋根に瓦もない平屋の建物という状態の中で“江戸をゆくゆく天下一の街にするには独自の貨幣を持たねばならぬ”と家康は構想実現のため着々と手を打っていました。

お江戸のおはなし Vol.2 江戸で飲み水を引く

前回は徳川家康の江戸の地ならしのお話でした。
次なる課題は家康自身が住むことになる江戸の町に飲み水を引くこと。
この大任に生きた人物が三人いました。

お江戸のおはなし Vol.1 江戸の地ならし

花のお江戸・日本の中心はここ東京。誰もが当たり前に認識しているこの事実も、実は徳川家康の深い思索と決断がなかったらこうなっていなかったのですって。