お江戸のおはなし Vol.10 江戸時代に誕生した観光大国

徳川家康は全国統治のために道路整備と制度改革を進め、二代将軍秀忠の代で日本橋を起点に五街道を定めました。治安維持のために至る所に関所が設けられましたが、観光目的の旅行が初めて庶民にとって身近なものとなったのもこの時代でした。

お江戸のおはなし Vol.9 幕末のコレラ騒動と攘夷運動

天保期に入ると冷夏・長雨・洪水で大凶作となり、江戸の三大飢饉の一つ、天保の大飢饉が始まりました。全国では米屋の打ちこわしが頻発。しかし江戸では、町会所による定式御救を繰り返すことで都市崩壊を免れていました。

お江戸のおはなし Vol.8 江戸町会所の持続化給付金

享保の改革から約半世紀後の天明期には、再び天候不順による大飢饉が日本を襲います。折からの冷害に追い打ちをかけるように、日本の噴火による災害として最大と言われる浅間山の大噴火が起こり、東北や北関東を中心に餓死者が出るほどの大飢饉となりました。

お江戸のおはなし Vol.5 関八州には手つかずの未来がある

 徳川幕府開府から3年後の1606年、ようやく江戸城の大増築を藤堂高虎に命じた徳川家康。図面ができ、施工者も大工頭、今でいうなら大手ゼネコン社長に近い総合職の中井正清に決まりいよいよ普請が始まろうというとき、すでに将軍となっていた徳川秀忠から「江戸城に天守はいらない」という声があがりました。

お江戸のおはなし Vol.3 貨幣による天下統一

江戸に着任してから丸3年でも江戸城は完成していない。天守もない、屋根に瓦もない平屋の建物という状態の中で“江戸をゆくゆく天下一の街にするには独自の貨幣を持たねばならぬ”と家康は構想実現のため着々と手を打っていました。